この「ヨーロッパ研修」と題した一文は、中村雅俊氏(産業部農政林務課林業振興係長)(紋別市役所=北海道紋別市幸町2-1-18、宮川良一市長、電話0158-24-2111)の寄稿文で、今回のツアーの参加者の一人。さる5月29日発で帰国が6月12日のコース。29日中部国際空港発、同日フライブルクに入り、6月1日から3日までリグナで我々と合流したのち、4日にヘルシンキへ移動~視察、11日ストックホルム経由フランクフルト→中部国際空港12日AM8:50に帰着した。

ツアー見学記 寄稿 ヨーロッパ研修 
中村雅俊(紋別市役所・産業部農政林務課林業振興係)
ヨーロッパ研修
①5月28日(土)
1日目は旭川空港集合で中部国際空港へ。名古屋市1泊。
②5月29日(日)
中部国際空港からドイツのフランクフルト空港へ、約12時間のフライト。
日本時間 10時30分出発 ドイツ時間 15時45分到着。
(時差7時間)
フランクフルト空港到着後、ドイツ在住の池田憲明氏(通訳兼現地ガイド) と合流し、フライブルクへ向かいました。タクシーで約2時間30分(約280km) の距離です。
(フランクフルト 16時10分発 フライブルク 18時40分着)
③5月30日(月)Welte 社訪問。黒い森(Schwarzwald)視察。
この日は、朝からWelte 社を訪問しました。紋別林業機械利用協同組合が平 成20年度に日本国内初導入した「コンビマシン」を製作している会社です。
Welte 社ではコンビマシンを週1台ペースで年間50台出荷しております。メ ーカーの規模から、これ以上の受注には対応できないそうです。リーマンショ ックの影響により部品を製作している会社の能力が下がり(雇用調整など)、他 社に部品発注後30週間が必要であります。現在では企業の発注などが回復し ておりますが、従業員を減らした会社では技術者がいないため、増産できない 状況にあります。
Welte 社はヨーロッパの林業機械メーカーの中で一番古い企業です(1952 年 創立)。2010 年にはキャビンがクレーンに対応して回転するタイプを開発し、 林業機械発となる電動ステアリングを導入しました。
コンビマシンは荷台部分を改造してチッパーを載せることもできます。また、 クレーンの部分にアタッチメントを付けて草刈りや枝払い、除雪作業等もでき ます。チッパーの処理能力は210型の場合、11㎥/9 分です。チップは現場 でコンテナに積み、トレーラーで搬出されます。
コンビマシンの特徴はウインチの能力で、3万時間稼働しているものもある そうです。部品関係は、他社の場合10年間ですが、Welte 社は20年間保管し ております。
佐藤木材工業(株)が昨年度、フィンランドのPONSSE 社のハーベスタ及びフ ォワーダを導入したのを社長が知っており、非常に残念だが工場を見学し技術 力がわかってもらえたと思うので、次はWelte の導入を是非、お願いしたいと のことでした。
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WOODFAST 11.7 
ヨーロッパ研修(復命書)
本文より抜粋