リグナ・ハノーバー2011記者説明会開く

写真左からDr.ベルンハルト・ディル氏、一人おいて伊藤氏、盛社長、樋渡氏 写真提供:(株)家具新聞社

5月30日より6月3日までドイツ・ハノーバー国際見本市会場で

 ことし5月30日(月)より6月3日(金)までの5日間、ドイツメッセ株式会社主催の「リグナ・ハノーバー2011」がドイツ・ハノーバー国際見本市会場で開催されるが、このほど東京・港区高輪のグランドプリンスホテル新高輪で記者説明会が開かれて、概要の発表が行われた。
 来日予定のシュテファン・キューネ副会長は風邪のため欠席。説明会は特別スピーカーの伊藤正祥氏(中部木工機械工業会事務局長)がリグナ・ハノーバーの印象や出展意義などについて、経験に基づいて説明。次いでドイツ木工機械工業会(VDMA)専務理事のDr.ベルンハルト・ディル氏が木工機械世界市場の概要、木工業界の展望、日本の現状について、とくに「資源効率は、既に前回の『リグナ・ハノーバー2009』の主要テーマであった。今回は、木工機械メーカーが効率生産にさらに焦点を当てる。」と述べた。
続いて、2011メッセの説明会を欠席したキューネ副社長に代わって樋渡知博氏が説明。このあと質疑応答とドイツメッセジャパン(株)の盛健一社長からあいさつがあった。

 さらなる資源効率がメインテーマ

今回のプレスリリースによれば、ドイツ木工機械工業会(VDMA)では資源効率の良い製造技術の需要が増加すると次のようにみている。
 木工機械メーカーは経済危機の間、需要が減少したが現在は急速な回復の恩恵を受けている。2009年の設置型木工機械の世界取引高は38%(47億ユーロ)減少した。ドイツの設置型木工機械メーカーは経済危機の間も、世界市場シェア30%を維持し、2010年は20%成長すると予測されている。2010年1月から9月の世界からの新規受注は前年比の2倍増加した。
 日本の木工機械市場は経済危機の影響を大いに受け、2009年の世界の日本向け木工機械輸出高は68%(360億ユーロ)減少し、そのうちドイツからの輸出は26%減少した。最新の輸出統計では日本への輸出は、依然低迷している。一方、ドイツ木工機械メーカーは、世界各地域での資源効率の良い高品質な木材製品の為の革新的な技術に対する需要は高まると予測している。また生活水準の向上と再生可能資源としての「木」の環境対応への高まりによって、各国で木製品の需要が高まっている。木材製品への需要増加と価格上昇のもう一つの要因としてエネルギー生産における薪の利用の増加があげられる。
 高性能の機械と効率的な生産システムが木工業界にとって急速に成功する重要要因であることは、世界最大の木工林業機械国際見本市「リグナ・ハノーバー2011」で明らかになるだろう。「リグナ・ハノーバー2011」は、5月30日から6月3日まで、資源効率を主要テーマに開催され、顧客の厳しい要求を満たすソリューションを展示し、最高水準の生産効率を提供する。日本の木工機械市場が直面する問題とヨーロッパ木工機械市場が直面する問題は似ており、新規建築受注の減少という問題を抱えている。現在の建築市場では、古いビルを改築するための製品製造にビジネスチャンスがある。
 木造建築市場での木材製品の品質への期待は高い。同時に製造コスト、特に材料費の価格上昇が激しい。そのため多くのメーカーが生産拠点を海外に移している。このため、日本の木材製品メーカーが必要なのは、特に省資源、省エネを兼ね備えた最新式の機械となろう。

       ドイツメッセジャパン株式会社
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       http://www.hannovermesse.co.jp/

WOODFAST '11-1

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http://www.koelnmesse.jp/interzum/index.htm