日本木工機械協同組合
 第65回通常総会と講演会開く
 TOKYO東京国際木工機械見本市/グリーン産業フェア主催者の日本木工機械協同組合(東京都港区芝公園3-5-8機械振興会館505号、原口博光理事長)は、6月17日午後2時から同機械振興会館B3研修2号室で第65回通常総会と講演会を開いた。

通常総会

 総会は、高橋治事務局長の司会で開会、組合員数49社のうち出席者21人、委任状18人の過半数をもって総会の成立を告げた。
 原口博光理事長は挨拶で、当組合は国産材の活用を高めること、尚且つCO
2削減に貢献する産業であることは明らかで、組合が主催する展示会はあくまでも手段であって、本展が社会に対しての窓口となっている。今後も組合事業遂行のためにも官学の協力を得ながら、いかに密度と当業界の社会的地位を高めるかが大事となる。我々執行部と理事が総力を挙げることに組合員と関係者の協力を賜りたいと述べる。
 続いて平成26年度事業報告が高橋事務局長より一部朗読されたのち議案審議に入った。
 第1号議案 平成26年度事業報告書及び決算関係書類承認の件。
 第2号議案 平成27年度事業計画、収支予算案及び経費の賦課金額並びに徴収方法決定の件。
 第3号議案 平成27年度借入金額の最高限度額決定の件。
 第4号議案 役員補充の件
 以上の各議案は審議の結果、承認された。
 質疑応答で、組合活動の主事業である東京国際木工機械見本市(26年開催)の収支が採算割れであるならば本展の継続よりも、木工機械展は2年に一回に集約することで十分ではないかの発言が印象的だった。

講演会
 総会終了後の講演会は、林野庁林政部木材産業課長の小島孝文氏が「新たな木材需要の創出に向けて」と題して、日本の林業や林野行政の方針と今後の木材利用について講演した。

 講演会終了後、出席者は館内の倶楽部に席を移して懇親会に臨んだ。
来賓祝辞は次の各氏
衆議院議員太田昭宏事務所・大久保智広秘書
衆議院議員原田義昭事務所・清末英荘秘書
衆議院議員石田祝稔事務所・伊藤秀継政策秘書
国土交通省住宅局住宅生産課木造住宅振興室・内田純夫室長
林野庁林政部木材産業課・小島孝文課長
関東経済産業局産業部製造産業課・梶田昌幸課長
筑波大学・富田文一郎名誉教授
石田祝稔衆議院議員
(一財)東亜総研・武部勤代表理事会長
武部新衆議院議員
(一社)日本木工機械工業会・井本希孝理事長
各氏の祝辞と東京大学・安藤直人名誉教授の乾杯の発声で開宴し、出席者は歓談を交わし懇親を深めた。
小島孝文氏
総会と講演会会場
総会前に挨拶する原口理事長
                                                             woodfast '15-6