5軸制御CNCマシニングセンタ ACCORD10FX
CNCマシニングセンタ Pratika310MF
スプリングフェア会場
自動クロスカットソー オプティカットs90 
ランニングソー シグマ インパクト107
実演中の木製窓枠用CNCマシニングセンタ Accord10FX
DKSHスプリングフェア2014開く
写真:DKSH提供
エッジバンダー OLIMPIC K600
woodfsat '14-5


http://www.dksh.jp/
縦型ボーリングマシン サイフレックス
SCM高機能スライドソーS1550
油圧式フレームプレス SM-K 30-17
5軸制御CNCマシニングセンタで
 木製窓枠の実演加工をメインに
写真:DKSH提供
 DKSHジャパン㈱(本社 東京都港区三田3-4-19、ペーター・ケメラー社長)木材加工機械部は、4月17~19日の3日間、神戸ショールーム(神戸市灘区摩耶埠頭、TEL078-871-7481)で「スプリングフェア2014」を開いた。
 今回は、イタリアの大手木工機械メーカーSCMグループ製マシンを中心にした機種を揃え、中でも木製窓枠のCNCマシニングセンタの実演加工は、刃物のライツとのコラボレーションで行なわれ、最新の技術が披露されたほか、収益性、高品質な生産性の高いマシンが実演展示され、今後の機種選定の参考に来場者は熱心に機械の説明を受けていた。会期中の三日間に74社、138人が来場した。
 メインに実演したウッドサッシ、無垢ドア・造作家具用に開発した5軸制御マシニングセンタ「Accord 10FX」は、多様な加工形状に対応する、垂直、水平をはじめ、各角度からパワフルな切削加工ができる本格的な5軸CNCで、X/Y/Zの3軸に加えB及びC軸を自在に制御できるため、加工の幅が大きく拡がり、加えて5軸加工を活かした最新なデザインや、手作業による加工を自動化できたメリットは大きいとしている。
 サブメインとして実演したキッチン、キャビネットの部材やビルトイン家具等に開発したCNCマシニングセンタ「Pratika 310MF」は、フラットテーブル+30㎜ピッチのボーリングヘッドを装備した加工サイズ2400×1200㎜のコンパクトタイプで、作業内容に応じて簡単にパッドやエリアを設定できる。また、テーブルを二分割したことで交互加工による生産性をアップするなど、高機能を備えて加工精度は高く、即、戦力として使えるコストパフォーマンスに優れたCNCマシンといえる。
 ペーター・ケメラー氏(写真)は、DKSHジャパンの社長に就任して3年目という。来年、DKSH社は150年を迎える歴史と共に、これからもフルパワーで頑張ります、と笑顔で答える。木工機械についてはヴァイニッヒのモルダーも好調だし、今回のフェアでデモンストレーションしているSCMの新型機械や今後の展開に期待する木材加工部門はCLT関連も含めてチャレンジすることが沢山あります、と語る。(会場にて)
フレームプレスの説明
モルダー パワーマットの説明
新型CNC加工機 PRATIKA310
写真:DKSH提供
写真:DKSH提供
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刃物メーカーも協賛出品、左からライツ、ロイコ・ジャパン、兼房の各社 
高機能モルダー パワーマット120
手押・自動鉋複合機 FS520
午前と午後に開いたセミナー会場